社内報 vol.17 - To My Friend -
道に咲いた三つ葉を眺めながら、どんな言葉でどんな色で君に伝えようか、 そんなことを考え過ぎた頭をクリアにしたくてミルクティーを飲みながら一息つく。 街を眺めていると、風船を持った少女が突然のクラック音にその手を離してしまった。 涙をこらえきれない少女。 その風船は遠くの空へ、まるで明日へ向かって飛んでいったように思えた。 その少女をなだめるお父さんとお母さん。ふと自分と重ねたりして。 娘をなだめる僕のとなり、そこに君がいる、なんてね。 「君と…ずっと一緒に生きていきたい」 シンプルなのがしっくりくるな。 よし。 君へと歩き出す僕。 少し早足な理由なんて言わなくてもいいか。 気持ちいい午後のオレンジ。 君の好きな歌を口ずさむ僕らがいた。 -------------------------------- 今日は気持ちのいい時間が流れていて ちょうどいい時間だった。 今の僕たちは間違いなく、過去の僕たちがいたから在ること。 忘れないで進もう。 過去を後悔するかはどうかは今をどう生きるか、 君の瞳が見つめる先で決まる未来 ----------------